文例集.comトップ>賞状文例>賞状の書き方
■賞状の書き方■
ここでは基本的な賞状の書き方について解説します。
まずは賞状の構成ですが、一般的な構成は以下のとおりです。
感謝状の書き方についてはこちらをご覧下さい>>
1)表題
2)受賞者名
3)本文
4)副分
5)日付
6)贈呈者名
1)表題の書き方は「賞状」「表彰状」「感謝状」などがあります。
「賞状」と「表彰状」を誤って使わないように気をつけましょう。
「賞状」主にコンテストなどでその人に対し賞を与える場合で、
一般的には賞名(金賞、優秀賞、1位)が伴い、その順位を獲得
したことを賞するためにつかいます。
したがって副文の終わりは「賞します」で終わるのが一般的です。
「表彰状」その人物、団体を褒め称えるために贈るもので、
順位などは伴いません。
副文の終わりは「表します」で終わるのが一般的です。
それぞれの違いをマラソン大会で例えると、マラソンに出走して
上位に入賞した人に贈るのが「賞状」でマラソン大会に
ボランティアなどで貢献した人に贈るのが「表彰状」になります。
2)受賞者名の書き方は個人名、団体名など、どのような場合でも
敬称として「殿」をつけるのが一般的です。
卒業証書などの証書では敬称はつけないのが一般的です。
女性の場合は「殿」を嫌う場合があるので、「様」でもかまいません
また、小さな子供の場合は「くん」「ちゃん」を用いる場合もあります。
3)賞状の一般的な書き方として、本文、副文の2段構成とします。
本文は「あなたは」や「貴殿は」「貴団体は」などから始まり、
賞を与える理由を書きます。
4)副文は「よって」「ここのその」などから始まり前述のとおり、
「賞します」や「表します」で終わります。
本文、副文とも句読点は用いません。
5)日付の書き方は、は縦書きの場合年号表記、
横書きの場合は西暦表示を基本とします。
6)贈呈者名は団体名、代表社名を書き入れます。
代表者名は受賞者名と同じ大きさの文字で書きます。
賞状の書き方にはさまざまなマナーがあります。
マナーを間違った場合、相手に対して失礼になってしまうことがるので
気をつけましょう。
感謝状の書き方へ>>
|